The Mahjong Society


LSE には「麻雀部 The Mahjong Society」なるものがある。

大学公認の組織である。サークル紹介のとき、ブースを見つけておったまげた。私にとって麻雀とは友人と徹夜で下らない話しをしながらだらだらやるもので、部活動をつくってまで遊ぶという発想はなかった。と言うか、日本の大学で「麻雀部をつくりたいんですが、いいですか」と学生担当に案を持っていったら、「ふざけるな」と一刀両断されてしまいそうだ。あ、でも、「咲-Saki-」っていう漫画はあったな(どうでもいいがこの後麻雀部に所属する香港人のロナルド君はこの漫画の愛読者であったことが発覚する)。

一も二もなく入部した。まさか倫敦に来て麻雀ができると思わない。また一人で論文を読みあさる日々が始まると思っていたのだ。この喜びと言ったら無い。最初の会合には思わずスキップで向かってしまった(ほんとに)。友とグロッキーになりながら朝まで牌をかき混ぜたあの自由と放埒の日々よふたたび!

もちろん事態はそう簡単には推移しなかった。麻雀部に入っていたのは大半が香港人であり、この部の主流は広東麻雀であったのだ!中国の麻雀が日本とは違うというのは聞き及んでいたが、あまりに違うので吃驚した。まず牌がでかい。実に、本当に大きいのだ。あれより大きいものはまず存在しない。具体的には日本の牌の倍ぐらいの大きさがある。いわゆるゲタ牌という奴である。ルールも随分と違うようだ。まず点棒がない。そもそも中国でも地方差があるようで、「広東麻雀」「上海麻雀」「台湾麻雀」など様々だ。ちなみに台湾麻雀の牌は日本より少し大きいくらいである。と言うわけで最初の会合、行きはスキップだったのに帰りは重い足取りになってしまったのであった。

しかし転んでもただでは起きない、をモットーにしなければ生き残っていけないような倫敦という土地。会合で「日本麻雀できるよ」と言う奴をひとりだけ見つけ、facebook を交換しておいた。それが先ほど名前の出た重度のオタク、19歳香港人、何を専攻しているかは知らないが日本麻雀から台湾麻雀、越南麻雀までたしなみ、ついでにブリッジ部(体操ではなくてカードゲームの方だ)の部長も兼ねるという無駄にスーパーな男、ロナルドである。中国名はなんなのか知らない。

かれにうまくオーガナイズしてもらって、香港人をもうひとり(名をケビンという。中国人が西洋に来て英語名を使うのを見るは面白い)、日本人をもうひとり(カツさんという30代でマネジメントを勉強しに来た数少ない自費留学生─LSE 修士課程にいる日本人は大多数が官僚なのだ)連れてきてもらい、麻雀を遊ぶ準備が整ったのである!

既に2回ほど集まって遊んだ。最初はロナルドがバカ勝ちした(ネットで手に入る情報からすべて学んだので、日本人と遊ぶのはこれが初めてだという。凄いゲームセンスだ)が、二回目はうまく立ち回ってわたしが勝った。日本人としての面子…は別にかかっていないが、ぼろ負け続きだと中学から共に麻雀を遊んできた友人たちにいじめられそうなので、思わず奮闘してしまった。特にこの話にオチがないことに今気づいたが、まあ、こういう課外活動もある、と言うことで話を締めくくっておこう。

(報告するのを忘れていたが、British Council の「オンライン広報大使」というものになった。英国の留学生生活をより多くの人々に知ってもらおう、という趣旨らしく、この記事も、その活動の一環として書き始められたものだ。途中でなんだかよくわからなくなってしまったけれど…まあこういうのもありだよ)

1 Comment

  1. 紹介が活きましたね>British Council
    久しぶりに見たけどw

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