オスロ事件から一夜明けた欧州。大分日本語の情報も揃っているようだ。以下、覚書。

Oslo bombed building

犯行はノルウェー人極右によるものであることがほぼ確定しつつあるようだ。容疑者の名はアンネシュ・ブレイビク、32歳。17日には Twitter アカウントを開設し、以下のようなツイートを残している: “信仰を持つ一人は、利害しか持たない十万人と同じ力を持つ。”

オスロ市内の爆発の方は、車に搭載された爆弾によるものであるらしい。こちらの方がテロとしては大規模のように思えるが、そちらは様々な幸運が重なって死者は最終的に7人というところで落ち着いたようである。しかし銃乱射の方はかなりひどい状況で、現在(英国時間 BST 23 Jul 06:00)BBC が報じている限りでも80名以上の死者が出ているという。事件発生当時は労働党の青年大会が開かれており、何百人という人間が小さな島に集結していた。またストルテンベルグ首相の講話もある予定だったという。犯人はオスロでの爆発に関係したチェックを行うと言って人を集めたところに銃撃を放ったと報道されている。

何にせよ、国際テロの線はほぼなくなり、国内の、それも単独犯による犯行である可能性が随分と強まってきた。昨日犯行を認めたとされるムスリムの団体は「そもそも存在しないかも知れない」とまで言われている状況である。New York Times の報道は、「単独の政治的過激主義者」による犯行であると断定している。どちらにせよ、政府は日常的な警備体制の大幅な再検討が必要である。ノルウェー国内にどのような右翼勢力が存在するのかについては私の臆見を書き連ねるよりも専門家のレポートを待った方が良いであろう。それが英語でしか存在しないようなら、また翻訳を行いたいと思う。

[追記 BST 07:06]New York Times がかなり秀逸な犯行現場の図解を提供している。Scenes of the Attacks in Norway – Graphic – NYTimes.com

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