プログラミング用フォント Ricty は、英字フォント Inconsolata と日本語フォント Migu 1M を合成させた、美麗な等幅フォントで、エディタでの利用に向いている。しかし、ライセンスの関係で TrueType 形式での配布がなくなり、自分で材料を用意しなくてはならなくなった。Ricty は利用したいけどこういう UNIX っぽいことには明るくないという私にような人だって数多くいるはずであるから、参考にしたい方もいるだろうと考えて、覚書を残しておく。

環境

  • MacBook Air 11″ (Mid 2011)
  • OS X 10.7 Lion
  • XCode インストール済み

材料を用意する

  • Inconsolata のウェブページから OpenType 形式のファイルをダウンロードする
  • M+とIPAの合成フォント のウェブページから Migu 1M の TrueType 形式ファイルをダウンロードする
  • 前述の Ricty ページから生成スクリプトをダウンロードして解凍しておく
  • 解凍されたフォルダ Ricty に、既に用意しておいた Inconsolata と Migu 1M のファイルを移動させる

Homebrew 経由で FontForge を入れる

Homebrew は、MacPorts の代替手段として開発されたパッケージ管理システムである。フォント生成プログラムである FontForge をインストーするために必要となる。

  • Homebrew をインストール – ターミナルを起動させ、ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/gist/323731)" を実行
  • FontForge をインストール – そのままターミナルで brew install fontforge を実行
  • 終了まで待つ – コーヒーでも飲もう

スクリプトを実行してフォントを生成する

以上のインストールが終わったら、ターミナルで先ほど作成された Ricty フォルダへ移動し、sh ricty_generator.sh Inconsolata.otf Migu-1M-regular.ttf Migu-1M-bold.ttf を実行させ、先ほど入れたコーヒーを飲みながら少し待てば Ricty の完成である。後は、ダブル・クリックして Font Book を起動させ、インストールを完了させればよい。