2013 年が終わろうとしている。

今年は公私ともにいろいろあった。昨年は「定住」の年であったという反省から、今年は「移動」の年にしようという抱負を立て、実際、それはかなったように思える。行った都市を数えても、サンフランシスコ、チューリッヒ、ロンドン、上海、北京、テルアビブなどを訪問し、良い経験をした。後半はさすがに旅行疲れで体調もあまりよくなかったが、一週間単位で移動するとそんなものだろうと思う。仕事の面でも変化に富み、なかなか面白かった。

このブログも多くは更新できなかったが、上海における徒然を綴った「上海滞在記(1, 2, 3)」など、個人的には満足の行く文章が書けた。また、12 月末に書いた「米国の “Disappointed” はどれくらいの事態か」が finalvent 氏のツイートを発端として大きな関心の的になり、数日で一気に 9 万 PV ほどを達成したことは良い経験であった。この件に関しては、「戦死者を弔うとはいかなることか」などといったトピックで、社会人類学的な視点からもう少し掘り下げることができるように思う。日本における左右のジキル=ハイド的分裂を回避しつつ、なお「正義」について語るためには、迂回路を取らねばならないが、以前述べたとおりそれを文章としてうまく結晶化させることができるかは、まだわからない。

今年書きたかったけれど書ききれなかったトピックもいくつかある。「千鳥ヶ淵へ行ってきた」、「漫才におけるツッコミの意義」、「エロマンガ島の現在」など。できれば来年のうちに公開したい。

来年はさらなる「変化」、「移住」の年にしたいと思う。さよなら、そしてありがとう。